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トランス脂肪酸

  • 執筆者の写真: Shinji Hirose
    Shinji Hirose
  • 2017年8月26日
  • 読了時間: 2分

心臓疾患やアレルギーを引き起こすと言われているトランス脂肪酸はマーガリンやショートニングに含まれておりパンの製造に使われているという記述をよく目にしますが、パン工房Hiroseではマーガリンもショートニングも一切使っていません。

そもそもマーガリンやショートニングはどのように作られるのでしょうか?

植物油(大豆、トウモロコシ、ヤシなど)は常温で液体です。これに水素添加すると常温で固体になるんです。この硬化油がショートニングです。これに化学物質である香料を混ぜバターの香りに近づけたものがマーガリンなんですね。水素処理によって常温で固体になると使いやすくて便利です。また酸化による劣化が進みにくくなることも利点です。ショートニングを入れたパンはなかなかカビが生えないというのはこのためです。しかし水素処理の際困った副産物ができるんです。それがトランス型の不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸です。自然界に微量にしかなく体内で代謝されにくく健康への悪影響が指摘されています。

日本では全くフリーですが欧米では早くから何らかの規制がかかっています。マーガリンやショートニングが含まれているパンは避けた方がいいです。パン工房Hiroseのパンはどのパンも一切使っていませんから安心してお買い求めください。


 
 
 

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