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  • 執筆者の写真Shinji Hirose

2017シュトレンとの闘い



昨年2016年12月8日に開業しシュトレンから営業を始めました。当初は通常パンは焼かずシュトレンのみの営業でした。今年はシュトレンも通常パンも焼きました。シュトレンの材料は多岐にわたり工程も複雑で他の通常パンとは並行では進められません。通常パンを捏ねる前にシュトレンを完成させるため早朝から始めることにしました。ラップに包み袋に入れシールを張りリボンを付けるまでかなりの工数がかかります。一人ではとても対応できる仕事量ではなく妻の助けによりようやく出荷に間に合わすことができました。

こんな生活の繰り返しの中、クリスマス前の超繁忙期に低温火傷を患ったのでした。熱湯を入れた1Lのペットボトルに大きい靴下を履かせ口を閉じて湯たんぽ代わりにしていました。靴下が抜けペットボトルが直接足に触れて熟睡の私は全く気付かず火傷をしてしまいました。4-5日は自分で手当てをしていましたが腫れが出てきて病院へ行ったところ、安静と点滴のため何と入院を提案されました!火傷で入院、予約キャンセル、というのは合点がいかず入院を拒んだら3日間続けて点滴を受けることに。10時半に病院に入るため10時までにシュトレンを焼き通常パンを焼き終え、午後病院から帰った後にラップに包む梱包作業をすれば何とか夜7時の便に間に合う!そのために早朝2時からシュトレンを始めました!安静にと言われながら激務をして大丈夫か?と心配しましたが幸いにも3日目の血液中のCRP値(炎症を示す指標)は低下し回復に向かっており入院は避けられました。

こんな状態での作業にはミスが付きまといます。ご迷惑をおかけした方々にお詫び申し上げます。

・欠品多数

・数量の間違い:台帳への転記ミス

・贈答用シュトレンの贈答先の間違い (<=幸い間違った相手には届かず引取りができました)

・前払いをいただいたお客様が台帳に転記されていなくて相手からの連絡により未納発覚

・・・・

ネットから申し込みを受けたお客様の場合ひとたびミスをするともう次はありません。しかし顔が見えるお客様の場合甘えるわけではありませんが何とか理解いただいております。しかしこれも再発は許されません。(と言いながら再発事例あり)睡眠時間を確保し、パンの種類を限定し、一日のお客様の限度も決め余裕を持って作業をすることがミス防止の方策だろうと思います。


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